人はいろいろな生き方をする。
人間の営み全てが馬鹿げているように思える。
こいつらはいったい何のために生きているんだ。生きていてそんなに楽しいのか。 私には楽しいという感覚はない。ただ生きたいという、死にたくないという渇きがある。 熱く鋭く激しい怒りに突き動かされるように生きている。
でも私はこの戦いに疲れきってしまう。動作の一つ一つが戦いであることに疲れきってしまう。 刻まれる時間の一刻一刻が戦いであることに疲れきってしまう。 人はその現実を忘れて生きる。その現実から逃げて人は心の平安を得ようとしている。 今私の目の前にある生存競争を自己保存と利益追求の為の戦略と攻防を人々に問い掛けたい。 しかし問い掛けることはできない。なぜなら人生は戦いであり、戦いの中で人は誰も正直ではないからだ。自分の手の内を明かせば不利になるだけだからだ。
私は怒りにまかせて戦う。この圧倒的な感情の中で勝つために自分をコントロールしなくてはならない。人は現実を忘れたがっている。現実から逃げたがっている。にもかかわらず自己の利益のために戦おうとし私に挑戦しようとしてくる。この矛盾を忘れてはならない。全ての人間は敵どうしであることを分っているはずなのに、自分にだけは味方がいるんだと信じたがっている。
私は戦わなくてはならないのだ。
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